MoleditPy macOS アプリバンドル
概要
MoleditPyは、Pythonで構築された、クロスプラットフォームでシンプルかつ直感的な分子エディタです。
本パッケージは、macOS向けにビルドされた単体で動作するMoleditPy.appバンドルを提供します。Pythonインタプリタとすべてのライブラリを内蔵しているため、Pythonのインストールやpip installは不要です。

このバージョンについて
このmacOS版パッケージは、互換性の問題からOpen Babelライブラリが無効化されたmoleditpy-linuxを使用しています。
Open Babelに依存する機能(3D変換のフォールバック)は利用できませんが、基本的な分子描画および編集機能は問題なく動作します。
Open Babelのフォールバックが必要な複雑な分子では、3D変換が失敗するかもしれません。その場合は、Settingsから、3D ConversionをDirectに変更してみてください。Convert 2D to 3Dボタンの右クリックで一時的に変更もできます。
本バンドルはApple Silicon(arm64)専用で、Appleによる公証(notarization)は受けておらず、アドホック署名のみが施されています。Intel Macをお使いの場合、またはすべての機能を利用したい場合は、代わりにpipでインストールしてください(Installation for macOSを参照)。
注意: 本パッケージにはpipが含まれていないため、外部依存関係(追加パッケージ)を必要とするプラグインは実行できません。さらに、本バンドルはターミナルウィンドウを伴わずに起動するため、コンソール出力はログファイルからのみ確認できます。詳しくは下記の制限事項をご覧ください。
ダウンロード
以下のリンクからアプリバンドルをダウンロードしてください。 クリックするとダウンロードが開始されます。
MoleditPy for macOS (Apple Silicon) をダウンロード
インストール手順
-
ダウンロード 上記のリンクからアーカイブ(.zip)をダウンロードします。Safariでは自動的に展開されます。他のブラウザの場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックして展開してください。
-
アプリケーションフォルダへ移動
MoleditPy.appをアプリケーションフォルダにドラッグしてください。 -
初回起動
MoleditPy.appを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)して開くを選択し、表示されるダイアログで再度開くをクリックします。※ 本アプリは公証を受けていないため、初回のみ通常のダブルクリックではmacOSにブロックされます。一度許可すればmacOSがその選択を記憶するので、次回以降は通常のダブルクリックで起動できます。
※ 「”MoleditPy”は壊れているため開けません」と表示される場合は、ターミナルからダウンロード時の隔離属性を解除してください。
xattr -dr com.apple.quarantine /Applications/MoleditPy.app -
完了 MoleditPyは通常のmacOSアプリケーションとして起動し、Dockに登録して使用できます。
制限事項
本バンドルはPython環境ではなく凍結(frozen)されたアプリケーションであるため、次の3点の制限があります。
-
外部パッケージを必要とするプラグインは実行できません。
pipが含まれていないため、MoleditPyが同梱していないライブラリ(例えばPySCFやSciPy)を読み込むプラグインは利用できません。MoleditPy本体が同梱するものだけで動作するプラグインは、これまでどおり使用できます。 -
ターミナルウィンドウがありません。 本バンドルはウィンドウアプリとして起動するため、Pythonのコンソール出力(起動時のメッセージ、警告、トレースバック)はどこにも表示されません。この点が、出力を確認できるように意図的にターミナル経由で起動する
moleditpy-installer製のMoleditPy.appとの違いです。代わりに、内蔵のログファイル機能をご利用ください。
- Settings ▸ Other ▸
Save log to file (~/.moleditpy/moleditpy.log)を有効にします。詳細な情報が必要な場合はEnable DEBUG level loggingも有効にしてください。 - ログ設定の変更は再起動後に有効になります。
- ログは
~/.moleditpy/moleditpy.logに書き出されます(ローテーションあり、最大1MB×3)。 -
コンソール.appで開くか、ターミナルでリアルタイムに確認できます。
tail -f ~/.moleditpy/moleditpy.log
ログファイル出力を有効にすると、MoleditPyのエラーダイアログがこのファイルの場所を案内します。不具合を報告する前に有効にしておくと、報告の内容がより有用になります。
- Settings ▸ Other ▸
-
ファイルの関連付けはありません。
.pmeprjや.molファイルをダブルクリックしても本バンドルでは開きません。アプリ内のFile ▸ Openを使うか、pipとmoleditpy-installerでインストールしてください(.pmeprjの関連付けが登録されます)。
アンインストール方法
ソフトウェアを削除する場合は、/アプリケーション/MoleditPy.appをゴミ箱にドラッグしてください。設定・プラグイン・ログは~/.moleditpyに保存されているため、完全に削除する場合はこのフォルダも削除してください。
動作環境
- OS: macOS 11 Big Sur以降(macOS 14以降を推奨)
- プロセッサ: Apple Silicon(M1以降)
- メモリ: 4GB以上推奨
免責事項
本ソフトウェアの使用によって生じたいかなる損害についても、開発者は責任を負いません。自己責任においてご利用ください。